夢のマイホームを手に入れるために避けて通れないのが「住宅ローンの審査」。
銀行はあなたの何を見て、どのように判断しているのでしょうか?
今回は、住宅ローンの審査で銀行が重視するポイントをわかりやすく解説します。
1. 年収と返済負担率
まず注目されるのは「年収」です。
銀行は、年収に対してどれだけの返済額が適正かを見る「返済負担率」という基準で審査を行います。
一般的に、返済負担率は以下のような目安があります。
- 年収400万円未満:30〜35%以内
- 年収400万円以上:35〜40%以内
つまり、年収が多いほど借入可能額も増えやすい傾向にありますが、他の条件とのバランスも見られます。
2. 勤務先・勤続年数
安定した収入があるかどうかも重要なチェックポイント。
公務員や上場企業など、雇用が安定していると評価が高くなりやすいです。
また、勤続年数が3年以上あると信用度が増します(ただし最近は1〜2年でもOKなケースも増えています)。
3. 雇用形態
正社員か、契約社員・派遣社員かによっても評価は異なります。
正社員は安定性が高いとされ、審査に有利です。
一方、非正規雇用や自営業の場合は、収入の安定性や過去の確定申告書類などで慎重に審査される傾向があります。
4. 他の借入状況(ローン・クレジットカードなど)
すでに自動車ローンやカードローン、リボ払いなどがあると、返済能力に影響があると判断されます。
銀行は、**「他のローンと合算しても返済が無理なくできるか」**を重視しています。
5. 信用情報(クレジット履歴)
過去にローンやクレジットカードの延滞、滞納があると、審査に大きく影響します。
銀行は「信用情報機関」から過去の借入・返済履歴をチェックしています。
以下のような履歴があると、審査が通りにくくなることがあります。
- 支払いの遅れが何度もある
- 携帯料金の滞納(分割払いはローン扱い)
- 債務整理・自己破産の履歴
6. 購入物件の価値・担保評価
実は、審査では「購入する物件そのものの評価」も重視されます。
万が一返済できなくなったとき、物件を売却してローンを回収できるか、という視点です。
そのため、以下のような物件は評価が低くなりがちです。
- 築年数が古すぎる中古住宅
- 接道がない土地
- 過疎地域の物件など
まとめ
住宅ローンの審査では、収入や勤務先だけでなく、過去の信用情報や現在の借入状況、物件の価値まで多角的に見られます。
事前に自分の状況を把握し、不安な点があれば早めに整理しておくことが大切です。
金融機関によって審査基準は異なるため、複数の銀行で比較してみるのもおすすめです。
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