家探しを始めたとき、
「みんな何件くらい物件を見てから決めているの?」
と気になる方は多いはずです。
実際には、人によって状況も条件も違うため「正解」はありませんが、統計や現場の感覚からみると、平均3~5件程度で購入に至る方が多いです。
なぜ3~5件で決まるのか
- 条件が明確になっている
事前に希望エリア・予算・間取りを絞っている方は、ムダな内見が少なく、効率的に候補を選べます。 - 市場の動きが早い
人気エリアや条件の良い物件は、数日〜数週間で申込が入ります。長く迷っていると逃してしまうため、早めに決断する方が多いのです。 - ネットでの事前調査
今はポータルサイトや動画内覧で多くの情報を確認できるため、「内見する時点でほぼ候補」というケースも増えています。
実は10件以上見る方も
一方で、10件以上じっくり見る方も珍しくありません。特に以下のような場合は、長期戦になることもあります。
- 予算と希望条件のギャップが大きい
- 希望エリアが限定され、物件数が少ない
- 「一生の買い物」という意識が強く、慎重に比較したい
この場合、見るうちに条件を柔軟に変えていく方も多いです。
実際の事例
事例①:Sさん(30代夫婦) – 4件目で決定
Sさんご夫婦は、共働きで通勤の便利さを最優先。
最初の2件は価格が予算内でも日当たりが悪く却下。
3件目は条件に近かったものの、駐車場が狭く見送り。
4件目で駅徒歩8分・南向き・予算内の物件に出会い、即決。
「見る前に条件をはっきりさせていたので迷いがなかった」と話されています。
事例②:Kさん(40代家族4人) – 12件見て決定
Kさん一家は学区を限定して家探し。
しかし希望エリアは物件が少なく、価格も高め。
6件目までは価格オーバー、7〜10件目は立地が合わず。
11件目で「価格はやや高いがリフォーム済・希望学区内」の物件が出てきて、家族会議を経て12件目で契約。
「たくさん見たからこそ、妥協点がはっきりした」とおしゃっておられます。
件数より大切なこと
何件見るかよりも大事なのは、**「比較しながら優先順位を決めること」**です。
例えば、駅からの距離・広さ・日当たり・価格…全部を満たす物件はほぼ存在しません。
内見のたびに「何を優先するか」を見直すことで、最終的に納得のいく選択ができます。
まとめ
- 平均は3〜5件で購入する方が多い
- 条件を絞れば少ない件数で決まりやすい
- 件数が多くても、見るごとに優先順位を固めることが成功のカギ
家探しはスピードも大事ですが、焦りすぎも禁物。
市場の動きと自分の条件を理解して、納得のいく1件に出会いましょう。
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