家を買うとき、多くの方が利用するのが「住宅ローン」。
同じ金額を借りる場合でも、借り方や選ぶ銀行によって最終的に払う総額が大きく変わることをご存知でしょうか?
1. 金利の違いは大きな差に
住宅ローンは、変動金利・固定金利などの種類によって利率が異なります。
例えば3,000万円を35年で借りる場合の総返済額を比較してみましょう。
金利 | 毎月返済額(元利均等) | 総返済額 | 金利負担額 |
---|---|---|---|
年0.5% | 約77,800円 | 約3,270万円 | 約270万円 |
年1.0% | 約84,700円 | 約3,558万円 | 約558万円 |
たった0.5%の差でも、総返済額が約288万円も違います。
長期ローンでは、わずかな金利差が大きな家計差になるのです。
2. 事務手数料や保証料も銀行ごとに違う
ローン契約時には「事務手数料」「保証料」「団体信用生命保険料」などの諸費用がかかります。
例えば同じ3,000万円を借りても…
- A銀行:事務手数料33万円(定額)+保証料なし
- B銀行:事務手数料55,000円+保証料60万円
この場合、初期費用で約57万円の差になります。
3. 団信の内容で将来の安心度も変わる
銀行によって、団体信用生命保険(団信)の内容も違います。
がんや三大疾病で返済が免除になるタイプ、全疾病対応タイプなどがあります。
金利に0.1~0.3%上乗せして加入する場合もあれば、無料で付く場合もあります。
病気やけがのリスクも考え、保障内容と金利のバランスを確認しましょう。
4. 比較・シミュレーションが大事
同じ金額を借りるなら、
- 金利タイプ
- 初期費用の総額
- 団信の内容
の3つを必ず比較しましょう。
不動産会社やファイナンシャルプランナーに相談すると、複数銀行の条件を一括で比較してもらえることもあります。
まとめ
住宅ローンは「金利だけ」で選ぶと損をすることがあります。
借り方や銀行ごとの諸費用を含めた総返済額で比べることが、家計に優しいローン選びのコツです。
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