家を売却しようと思ったとき、多くの方が選ぶのが「仲介業者を通して売却する方法」です。しかし、「自分で直接売れないの?」「仲介業者に依頼すると手数料がかかるのでは?」と疑問を持つ方も少なくありません。ここでは、仲介業者を通すメリットとデメリット、さらに仲介を通さない売却方法について解説します。
仲介業者を通すメリット
1. 集客力がある
不動産会社は自社サイトや大手不動産ポータルに物件を掲載し、幅広い買主を探してくれます。個人で買主を見つけるのは難しいですが、業者のネットワークを使えば効率的に売却活動ができます。
2. 適正な売却価格を提示してくれる
相場や周辺の成約事例をもとに査定してくれるため、売り出し価格の目安がわかります。高すぎても売れず、安すぎても損をするので、プロの査定は安心材料です。
3. 買主との交渉や手続きを任せられる
値下げ交渉、契約条件の調整、売買契約や引き渡しまでの煩雑な手続きを業者が代行してくれます。専門知識が必要な部分を任せられるため、トラブルを防ぎやすくなります。
4. 安全な取引ができる
重要事項説明や契約書作成など、法律に基づいた手続きが必要です。仲介業者を通すことで、安心・安全な取引が可能になります。
仲介業者を通すデメリット
1. 仲介手数料がかかる
売却が成立した場合、仲介業者に「仲介手数料」を支払う必要があります。(売買価格によりますが、上限は売買価格の3%+6万円+消費税)
2. 売却に時間がかかることもある
すぐに買主が見つかるとは限りません。相場より高く設定しすぎると長期間売れ残るケースもあります。
3. 業者選びが重要
業者によって販売力や担当者の対応に差があります。信頼できない業者に任せると「広告活動が不十分」「希望価格で売れない」といったリスクも。
仲介を通さない売却方法
1. 不動産会社による「買取」
仲介ではなく、不動産会社に直接買い取ってもらう方法です。メリットは「すぐに現金化できる」「内覧対応が不要」「契約トラブルが少ない」点。一方で、買取価格は市場価格より2〜3割低くなることが多い点がデメリットです。
2. 個人売買
知人や親族に直接売却したり、個人で買主を見つけて契約する方法です。仲介手数料がかからないのが最大のメリット。ただし、契約書の作成や法律に基づく手続きを自分で行う必要があり、トラブルのリスクが高いのが注意点です。
まとめ
仲介業者を通す最大のメリットは「安心・安全に、幅広く買主を探せること」。一方で「仲介手数料がかかる」「売却に時間がかかる場合がある」というデメリットもあります。
仲介を通さない方法としては「買取」や「個人売買」もありますが、価格面や手続き面でリスクがあるため、まずは複数の仲介業者に査定を依頼し、信頼できる担当者を選ぶことが成功のカギになります。
👉 売却の目的が「できるだけ高く売りたい」のか、「早く現金化したい」のかによって、選ぶ方法は変わります。状況に合った売却方法を検討しましょう。
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