connecthome マイホームを購入するとき、多くの人が利用するのが「住宅ローン」。実はこの住宅ローンには、税金の負担を軽くしてくれる「住宅ローン減税（住宅ローン控除）」という制度があるのをご存知ですか？
今回は、これから家を買おうとしている人、すでに住宅ローンを利用している人のために、住宅ローン減税の基本から、2025年の最新ポイントまでを分かりやすく解説します！
■ 住宅ローン減税ってなに？
住宅ローン減税（住宅借入金等特別控除）とは、マイホームの購入や新築などで住宅ローンを組んだ人に対し、「年末の住宅ローン残高」に応じて、所得税や住民税が軽減される制度です。
要するに、「住宅ローンを借りて家を買ったら、税金が戻ってくる（または払わなくてよくなる）」という仕組みです。
■ 減税される金額はどれくらい？
2025年現在の制度では、以下のような内容になっています。
- 控除期間：原則13年間（一定の条件を満たすと）
- 控除率：年末ローン残高の0.7%
- 控除対象となるローン残高の上限：最大4,000万円（※条件によって異なる）
- 所得制限：合計所得金額が2,000万円以下の人が対象
※例えば、年末のローン残高が3,000万円なら
3,000万円 × 0.7% ＝ 21万円 が、その年の所得税などから控除されます。
■ 住宅ローン減税を受けるための条件
以下のような条件を満たす必要があります。
- 自分が住むための家であること（投資用物件は対象外）
- ローンの返済期間が10年以上であること
- 床面積が50㎡以上（または40㎡以上）
- 合計所得が2,000万円以下
- 一定の省エネ基準や耐震基準を満たす場合、より有利になることも
■ 手続きはどうするの？
初めて住宅ローン減税を受ける年は、確定申告が必要です。サラリーマンであっても、初年度だけは自分で申告しなければなりません。
2年目以降は、年末調整で自動的に控除が適用されるため、手続きは比較的ラクになります。
■ まとめ
住宅ローン減税は、数十万円～数百万円の税金が戻ってくるお得な制度です。制度内容は年々少しずつ変わっているので、家を購入する前に最新の情報をチェックするのが大切です。
これから住宅を購入する方は、事前に住宅ローン減税の仕組みを理解して、かしこくマイホーム計画を立てましょう！
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