⭐住宅ローン審査、サラリーマンと自営業者・個人事業主の違いとは?

マイホームを購入する際、多くの方が利用する住宅ローン。しかし、いざ申し込もうとすると、「職業によって審査が違うらしい…」と不安になる方もいるのではないでしょうか。
特に、サラリーマン(給与所得者)と自営業者・個人事業主では、住宅ローン審査のハードルが異なると言われています。

今回は、住宅ローンの審査におけるサラリーマンと自営業者・個人事業主の違いについて、分かりやすく解説します。


サラリーマンは「安定性」が強み

サラリーマン(正社員)は、毎月安定した給与が支給され、勤務先の会社が継続して存続する限り、収入が大きく変動することは少ない職業です。そのため、住宅ローンの審査では「収入の安定性」が高く評価されます。

審査で見られる主なポイント:

  • 年収(源泉徴収票などで確認)
  • 勤続年数(3年以上が目安)
  • 勤務先の規模や業種
  • 他の借り入れ状況(カーローン、クレジットカードなど)

勤務先が上場企業や公務員である場合は、さらに評価が高くなる傾向があります。


自営業者・個人事業主は「収入の安定性」がカギ

一方で、自営業者・個人事業主の場合は、収入が安定していないとみなされやすく、サラリーマンに比べて審査が厳しくなります。赤字の年度がある、収入が大きく上下する、といった場合は特に注意が必要です。

審査で見られる主なポイント:

  • 過去3年分の確定申告書(青色申告決算書含む)
  • 事業の継続性・将来性
  • 納税証明書の提出
  • 経費計上の内容(節税のために利益を抑えていると、借入額が低くなる可能性も)
  • 資産背景(預貯金や不動産など)

つまり、収入が多くても、帳簿上の「課税所得」が低いと、借りられる金額も低くなってしまうのです。


審査通過のためにできること

自営業者・個人事業主の方にとって有効な対策:

  • 毎年しっかりと利益を出す経営を心がける
  • 経費を計上しすぎない(節税と借入のバランスを考える)
  • 申告の整合性を保ち、税務署への信頼性を高める
  • 審査実績のある金融機関や、フラット35などの制度を利用する
  • 自己資金を用意する

まとめ

住宅ローンの審査では、「収入の安定性」「返済能力」「信用情報」が重視されます。
サラリーマンは安定収入が評価されやすい一方で、自営業者・個人事業主は収入の実態と信頼性を示す資料が重要になります。

自営業者の方が不利というわけではありませんが、より慎重な準備と戦略が求められるのは確かです。
金融機関によって審査基準も異なりますので、まずは複数の金融機関に相談し、自身の状況に合ったローンを選ぶことが大切です。

☆大阪市・北摂・摂津市の不動産のご購入・ご売却はトータルサポートに特化した東淀川区のコネクトホームにお任せ下さい!
お客様のご状況をお聞きした上で最適なご提案をさせていただきます。