不動産を売却するときによくある悩みが、
「古家を解体して更地で売るべきか」「そのまま古家付きで売るべきか」です。
結論から言うと、立地条件・建物の状態・買主の目的によって最適な判断は変わります。
どちらが有利かを、順番に解説します。
■ 古家を解体して更地で売るメリット
- 土地の印象が良くなる
古家があると敷地の形や広さが分かりづらく、買主にとってイメージしにくいものです。
更地にすれば「家を建てるイメージ」がしやすくなり、問い合わせも増える傾向にあります。 - 買主の層が広がる
注文住宅を建てたい方やハウスメーカーは、更地のほうが検討しやすいです。
そのため、結果的に競合が増え、早期売却につながるケースもあります。 - 建物の老朽化リスクを回避できる
古家が傷んでいると、雨漏りやシロアリなどの「瑕疵トラブル」になる可能性があります。
解体しておくことで、余計なクレームリスクを防ぐことができます。
■ 古家を残したまま売るメリット
- 解体費用を節約できる
木造住宅でも100〜200万円、鉄骨造だと300万円以上の費用がかかることも。
すぐに買い手が見つかる見込みがない場合は、解体を急がないほうが無難です。 - リフォーム・再生需要がある
最近は「古民家リノベーション」や「DIY向け住宅」など、
あえて古家を活かしたいという買主もいます。
立地や建物の雰囲気によっては、そのままのほうが魅力的なこともあります。 - 固定資産税の軽減が続く
古家を残しておくと「住宅用地の特例」で土地の固定資産税が軽減されます。
更地にすると、この特例が外れて税金が3〜6倍に上がることもあります。
■ 実際の判断ポイント
| 判断基準 | 古家付きで売るのが有利な場合 | 解体して更地で売るのが有利な場合 |
|---|---|---|
| 建物の状態 | リフォームで使える | 老朽化・危険・解体必須 |
| 立地条件 | 投資需要がある・再生人気エリア | 住宅需要が高い・新築向けエリア |
| 売却スピード | 長期戦でもOK | 早く売りたい |
| 解体費用 | 高い(300万円以上など)かかる場合 | 費用が抑えられる(100万円前後)で収まる場合 |
■ ConnectHomeのおすすめ戦略
実は、最初から解体してしまうよりも、
「まず古家付きで売り出して、反応を見てから解体を検討する」ほうがリスクが少ないです。
市場の反応を見て、
「思ったより問い合わせが少ない」「買主が新築希望ばかり」
という状況なら、そのタイミングで解体して再掲載するのが効率的です。
また、解体費用を上乗せして販売価格を調整するなど、柔軟な方法もあります。
■ まとめ
古家を解体するかどうかで、最終的な売却益は大きく変わります。
焦って解体する前に、「古家付き」「更地」両方の査定を比較してから判断するのがベストです。
ConnectHomeでは、
現地調査のうえで「どちらで売ったほうが高く・早く売れるか」を無料でシミュレーションできます。
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